OKK VM7Ⅲ/VM53R 立形マシニングセンタ
一部加工品からチタンなど難削部品の機械加工まで対応
マシニングセンタとは(machining center)は、自動工具交換機能をもち目的に合わせて「フライス削り」「中ぐり」「穴あけ」「ねじ立て」などの異種の加工を1台で行うことができる数値制御工作機械。多数の切削工具を格納し、コンピュータ数値制御 (CNC)の指令によって自動的に加工を行うことができる。
水平主軸をもち、自動工具交換装置、工具マガジン、パレット割出装置、パレットチェンジャーを備えたNCフライス盤を、マシニングセンタと呼ばれたのが名の由来で、現在では工具を自動交換ができ、フライス加工を主とするものをマシニングセンタと呼び、主軸が水平になっているものを横形マシニングセンタ、主軸が垂直になっているものを立形マシニングセンタと呼んで区別している。立形マシニングセンタでは、工作物上の任意の点に、任意の角度で工具を当てることができるため複雑な工作物まで短時間に高品質な加工ができるようになる。
新興産業の保有するマシニングセンタは立形マシニングセンタで、XYZの直交3軸を制御でき、自動工具交換装置を備えており立体的な機械加工が可能。対応サイズは各タイプによって異なり、VM7ⅢではX:1550×Y:740×Z:660mm、VM53RではX:1050×Y:560×Z:510mmまでの加工範囲となっている。
詳細情報Machine Spec
VM7Ⅲ
各軸移動量 (X×Y×Z) |
テーブル寸法 | テーブル最大積載量 | 早送り速度 (X,Y×Z) |
主軸回転速度(OP.) | 主軸テーパ | 主軸モータ | フロアスペース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1540×760×660mm | 1550×760mm | 1500(2000)kg | 24×20m/min | 6000(8000,12000)min-1 | No.50(7/24テーパ) | 15/11kW | 3980×3700mm |
VM53R
各軸移動量 (X×Y×Z) |
テーブル寸法 | テーブル最大積載量 | 早送り速度 (X,Y×Z) |
主軸回転速度(OP.) | 主軸テーパ | 主軸モータ | フロアスペース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1050×530×510mm | 1050×560mm | 800kg | 30×20m/min | 6000(8000,12000)min-1 | No.50(7/24テーパ) | 15/11kW | 2780×2980mm |